AI × BlockChainで個人の借入を円滑化するLibra Credit

Libraと聞けばLibra Recordsを思い浮かべる方は多いですよね?
特に新宿に住んでいらっしゃる方とかは。
ただ、もう象徴的存在であったMC漢さんがいないので、なんかUMB運営会社みたいになっていますが…

MC漢

今回は音楽は関係なくLibra Creditのホームページホワイトペーパーを読んで簡単にまとめてみました!

全体像

Libraは2012年から中国で貸付のビジネスをやっています。
そのため、ある程度の実績が既にあり、貸付のサービスがPlay Now, Pay Laterというゲームを通した貸付です。
詳細は書いていなかったので想像ですが、金なくても課金していいよ、後で払ってねという結構ヤバイ感じのビジネスがイメージできます。
かなり返済できなさそうな層にも関わらず(偏見ですか?)33万人に貸し付けた実績を持っており、金額などは記載されていないですが信用力を分析する能力は高い感じです。
信用力を算出するためにAIを導入しているようです。

ビジネスモデル

ビジネスモデル

1. 借入の入金をするためのパートナー
2. KYCデータを保有するパートナー
3. 貸し手
4. 取引所

サービスを実現するために上記のようなネットワークを構築する予定です。
図がちょいと見にくいですが、借り手のウォレット(1)と、個人認証(2)、貸し手(3)、担保の管理(4)のためのネットワークと考えておけば良いでしょう。
貸しては、銀行とか、ファンドとか、プロの投資家になるので、P2Pのレンディングという訳ではないです。
以下、特徴!

特徴1:パートナーネットワーク

stablecoinのプロバイダーとしてはMakerDAO、個人確認としてはuPort、金融機関としては銀行をパートナーとしてサービスを行います。
多くのパートナーと組む事で仮想通貨建、fiat建の両方で対応できます。

特徴2:AIを使った信用力のスコアリング

信用力のスコアリングをはじめ、リスクマネジメントのテクノロジーは中国、ASEANで開発してきました。
担保の回収可能性借入する人の信用力スコアから、最終的な信用力を判断します。

特徴3:選択肢(担保、借入のペア)

  1. [担保:仮想通貨、借入:fiat] 仮想通貨のポジションを変えることなく、fiatを使用できる。
  2. [担保:仮想通貨、借入:stablecoin] 仮想通貨の変動をヘッジすることができる。
  3. [担保:仮想通貨、借入:仮想通貨] 仮想通貨をもとに、より流動性の高い仮想通貨を借りることができる。

特徴3からもわかるように、Libra Creditは基本的にレバレッジを利かせるサービスの気がします。

開発領域

Libraはプラットフォームとしての役割を果たします。
また、個人の信用力を計算するAIベースのエンジンを開発しています。

全体像

(A) Libraのプラットフォーム
(B) 貸付をするためのパートナー(個人の信用情報や信用力算出のためのAI)
(C) 信用力を算出するエンジン(Libraが開発する)
(D) Ethereum Blockchain上のスマートコントラクト

A,C,Dと、BとのインテグレーションをLibra Creditが開発します。

使い方

使い方

Libbraのコミュニティに所属しており、XYZトークンを保有しているBobが30日間USドルを借り入れるケースを考えて見ましょう。

Step1: Application

LBA(Libra Creditのトークン)を保有して、Libraのプラットフォームのメンバーであれば、モバイル端末からLibraのアプリケーションにアクセスして、必要事項を提出します。

Step2: Verification & Credit Assessment

提出されたデータをLibraが確認しますが、uPortなど他の情報も同時に確認します。
提出されたデータを元にAIを使ってスコアリングします。
その後、Libra Creditが借入条件を決定します。
例えば以下のようなもの。

借入条件

Step3: Notification & Confirmation

アプリかSMS、emailでBobに対して最終確認が届きます。
その条件で受け入れるかどうかBobが確認します。(ワンクリックで可能)

Step4: Collateral Deposit

BobがXYZトークンをLibra Creditのe-walletへ送ります。

Step5: Disbursement

USドルがすぐにBobのwalletに送金されます。
Bobが受け取りをAlipayやWechat Payなどのデジタルウォレットを指定した場合は全ての手続きは数分で完了します。
もし銀行口座を指定した場合は、1営業日程度の時間がかかります。
既存の金融機関からの借入だと、通常2~4週間の時間を要します。

Risk Handling Mechanism

XYZは変動するため、例えばXYZが10%下落すると、担保/借入金額の比率は、112.5%となります。

125% * (1 - 0.1) = 112.5%

この比率が設定されている値を下回ると、それがトリガーとなり、担保を追加しなくてはいけない旨の連絡がスマコンからBobにいきます。
なので、かなり担保条件も厳しいように思います。ボラティリティが高いトークンを預けようものなら…

感想

Libraは、金融にアクセスできない人が金融にアクセスできるようにするようなものではありません。
僕が感じるに、二通りのターゲットがいるのではないか…

1つ目は、今まで同様にゲームをプレイする人をターゲットに貸付を行う
例えば、ガチャ回したい人とかってもうすぐに借入したい。
でも銀行から借りようとすると(そもそもそんな理由で貸してくれないし)2~4週間もかかる。
Libra Creditなら数分で借入完了して、ガチャ回せる。
(担保となる仮想通貨のポジションを変えたくないケースに限るが)

2つ目は、トレーダーがレバレッジをかける時に使用するものだと思います。
何かの理由から保有トークンのポジションを変えたくない場合。

追記

質問してみました。
adminではない人の返答だけども…
因みに、adminは素通りしていきましたw
Question1

Answer1
crypto loan界隈では、正しいレンジみたいですね。
MakerDAOとか150%なのか…

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