4年越しに仮想通貨革命をようやく読んだ

4年ぐらい積読していた本をサラっと読んだ。
ごめんなさい。

国際送金

国を跨いだ送金は現状信じられないぐらい複雑です。
メガバンクも国際為替部門をドーンと構えて、優秀な人材をつぎ込んでいます。
国際送金の際に何が問題になるかというと、

問題① 取引相手が遠隔地にいるため、情報が十分でない。とくに問題なのは、初めての取引の場合などに、信用がおける相手かどうかがわからない。
問題② 商品が相手に届くまでに、かなり時間がかかる。このため、送金は商品の出荷時か、それとも受け取り時かが問題となる。
問題③ 送金者と受け取り者が異なる通貨圏にいる。
問題④ 商品が輸送途中で破損したり失われたりする危険がある。

これらの理由により、国際送金がかなり高額になっている。
以下、国際送金の種類についてみていく。

為替手形:B/E

以下のような構図で、

振出人:花子
支払人:アリス
取引銀行(指図人):太郎銀行

以下のような取引をする

  1. 花子が輸入代金の支払いの為替手形を振り出す
  2. 太郎銀行が割り引いた価格で為替手形を買い取り、日本円を花子に支払う
  3. アリスが、輸入代金を花子へ支払う。

この取引では太郎銀行が問題②と問題③を解決している。
問題②に関しては、アリスが代金を支払う前に太郎銀行から花子へ支払いをしている。(信用貸付)
問題③に関しては、異なる通貨の交換をしている。
花子は太郎銀行対して、信用貸付の利子(割引)と為替スプレッドを支払うことになる。

信用状:L/C

問題①の対処方法。アリスが商品を受け取っても支払いをせずに逃げるケースに対処できる。
ちなみに、L/Cは(Leter of Credit。日本語では信用状)の略でちょっとかっこいい。(My word is bond!!)
この取引では、登場人物が1つ増える。
それは、アリスの取引銀行であるボブ銀行。
信用状はボブ銀行が発行し、アリスがもし夜逃げした場合にボブ銀行が支払うこととなる。(ボブ銀行が債務者となる。)

この取引では、まず信用状開設に費用が必要となり、保証料もかかる。
一般的に保証期間3ヶ月につき、保証料率は、0.1%~0.2%と言われている。
また、別途電信料というよくわからない費用も7,000円ぐらいかかる。
もちろん、これらに加えて為替スプレッドも支払わなくてはいけない。

銀行振込による決済:T/T

相手の信用力が高い場合は、「電信送金」(T/T:Telegraphic Transfer)を使うことが多い。(普通の振込のこと)

メガバンクでは窓口現金扱いの場合は手数料が5,500円。
この他に、円為替取り扱い手数料が0.05%(最低2,500円)かかる。
受け取り側も手数料を取られる。

貿易取引の場合などは問題ないが、10,000円を払うときは手数料が8,000円となってしまう…

為替スプレッド

メガバンクで提示されている為替レートは次のようになっている。
ドルTTS(電信売り)103.95円(銀行側が売る値段)、ドルTTB(電信買い)101.95円(銀行側が買う値段)。
ドルの場合は2%ぐらいの為替スプレッド(銀行の利益)になるが、あまり使われていない通貨などは10%になることもある。

感想

決済面では仮想通貨にかなり可能性がある。
日常的に決済できるようにできる日がくれば(くると信じているが)、爆発的に広まる。
グローバリゼーションを加速させそう。
貿易業では特にチャンスが!
フェアトレードとかに応用できないだろうか。
発展途上国からの輸出なんか中間業者(貿易業者)がオワてるところばっかりなので。
実際のところ、商社もいらないので貿易のプラットフォーム準備すれば置き換えれそうだが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です